地域貢献は共に生きること

地域の産業と農業と共に生きることは、地域貢献につながる

自分達の働く店舗の地域では、様々な産業がございます。 私達が生活をしていく上で必要な様々なものを作り出してくれています。 製品、サービス等は地域になくてはならないのです。また農業を営んでいる世帯では、農作物を作り、畜産を飼育し乳製品、卵、肉など私達が生きていくうえで必要な食料を生産してくれています。 どちらも「命の源」「命の根源」なのです。 そのような命に携わる食材を提供する小売業に於いては、真剣に商品を選択し鮮度を維持しお客様が口にする商品として地域の方々へと提供するのです。 言い換えると「命を預かっている仕事」として誇りを持ち、信念を持ち変わらぬお客様への思いを貫き通すことが、地域に貢献することなのです。 作り手の思いを知ることから始めると商品の販売に命が入り売る側にも、お客様にも伝わるのです。 商品を深く知ることで商品を大切にする心が育ちます。その灯りを消すことなく守り続けていく環境は、地域で暮らす方々への思いやりなのです。 店舗で売場を作ることも重要な役割ですが、地域に出向いていくことも重要な役割なのです。 また産業・農業・小売業が地域のお客様の暮らしを応援するために、シンプルにひとつの「輪」を作ることに専念したいものです。 例えば、暮らし方のカテゴリーを思考すると、①共働き世帯 ②独身世帯 ③どちらか一方が働き一方は家事に専念する世帯 ④一人暮らし世帯 ⑤同姓世帯 更に細かく分類すると、⑥独身男性 ⑦独身女性 ⑧高齢者の一人暮らし(男性) ⑨高齢者の一人暮らし(女性) ⑩シングルマザーなど様々なカテゴーが存在します。 各カテゴリーに於いてもニーズが変化致します。その変化をキャッチして、地域産業・農業と共に小売業が取りまとめ暮らしのご提案が出来る事が地域の消費者に喜ばれるのです。 それが何かを予測し仮説を立て喜んで頂けるまでやり続けことで、そのプロセスまでもが、地域貢献と広義な意味で広がります。 日本の道沿いに「道の駅」が約1000箇所以上存在します。その道の駅には地域で取れた農作物、地域産業の品々、地元の方々の手作り品などが所狭しと、並べられています。 道の駅は、非日常な売場として、生産者に一歩でも近づこうと毎日ご来店されるお客様が絶えないのです。 鮮度が良くて、価値のある価格帯で、顔が見える商品ともなれば、売れて当然なのです。 安心と信頼を提供しているのです。ここに健康、安全が付加価値として提供出来たならば、繁盛する法則へとスバイラルは回り続けるのです。 特に農業では生きる命を絶ち、生きるために命を頂暮らしています。こうした道の駅の存在は、今後は益々と重要な役割を地域に与えることでしょう。 地域と共に暮らすという定義は、産業も農業も小売業も地域で暮らす人々の笑顔と健康をお守りすることを踏まえて、提案し続けることなのです。 地域とのコミュニケーションは、こうして生き方にまで影響を及ぼす事でしょう。