リバイブという言葉に、こだわる理由とは

リバイブという言葉に、こだわる理由とはリバイブとは、回復・エネルギー・モチベーション・蘇る・希望を意味します。

私は経営コンサルタントをしている商人です。なぜ商人なのか? 根っから商売が好きだったのです。商売が好きになった理由は、両親の教育によるものでした。 私が小学校4年生の時、両親から「1年分のお小遣いをまとめてもらい、増やして使いなさい」という教育方針でした。もちろん当時は、小学4年生なので、どのようにして増やせばよいのかがわからず、寝ても醒めても考えていました。そこでカブトムシの販売を行い、多くの縁ある人に喜んでもらいました。そこから商人に目覚めたのです。

 

では、商人とはどういう意味なのでしょうか。私の思う商人とは、相手の喜びを自分の喜びとする心です。その商人の心得が芽生えてからは、相手の喜ぶことばかりを追求していました。

例えば、友人のお誕生会を開催して友人の喜ぶ笑顔を見るために様々な工夫で感動をさせたり、友人や知人が何かに悩んでいたり、困っていたりすると解決をして暗かった顔を笑顔にするなど、常に相手のことばかりを考えていました。

このころから、「おせっかいな愛」を勝手に送り続けていたのかも知れません。 このようにして、商人の心得を年々と磨きあげていました。”相手の喜ぶ顔が見たい”という思いは、自分の生きがいに深化していたと思われます。 商売が好きだった私は、高校卒業後は直ぐに小売業で働いていました。 食品小売業は、多くの仲間と多くのお客様と接する機会がたくさんある為、私のやる気は更にアップし毎日が楽しい日々の連続でした。

 

商人としては、まだまだ未熟者の私でしたが、相手の喜びを自分の喜びにする心は、誰にも負けなかったように思います。 私の商人道の追求は、更に深化し寝ても醒めても新たな試みの連続です。私の周りの先輩社員や、お客様、地域のおじいちゃんおばあちゃん、みんな私の先生です。自分の知らないことを、教えてくれる全ての人は人生の師匠として接していました。 素直な気持ちを今でも持ち続けていることは、自分の強みとして捉えています。 商売の醍醐味は、仕事が趣味とまで言えるほど熱中していました。

朝早くから市場へ行き、帰宅するのは夜遅く続く日々の繰り返しです。休みもあまり取らずに、仕事を最優先していたことが、今となっては私の健康を低下させていた要因のひとつであったと思われます。 当時29歳の時、脳の大きな手術を行いました。病名は右脳動脈瘤破裂です。現在はクリップで血管を止めていますが、当時は術後、幽体離脱を経験し、三途の川を渡っていた状態でしたが、奇跡の生還を成し遂げたことで人生観が真価しました。 このことは、したくても出来ない経験です。見るもの全てが新鮮に思えたり、生きている喜びに感謝をしたり、生んでくれた両親に心から感謝をして、周りの縁する人へ恩返しをしたいと思う気持ちが強く芽生えました。

 

また、その反対に「死ぬとあそこにいくのだ」と思うと、自分の心が強くなったことも事実です。強さとは、素直な心の事を意味します。間違っていると誤り、悩んでいる人を見るとサポートをするなど、自分の人生観が大きく深化していたのをしっかりと覚えています。人の喜びが自分の喜びとなる精神は、この手術をきっかけに更なる深化が始まったのです。

 

当時、38歳の時、会社が倒産をして希望を失いかけた時、ピンチをチャンスに変え未来への希望を抱き、人生に於いての蘇りを経験しました。 大きな人生の転機と波乱万丈な人生に於いて、自己のモチベーションを向上させ、夢と希望を抱きポジティブに生きる事で、素晴らしいご縁と出愛いが訪れてきたことを、この時知る様になります。

リバイブという言葉は、この時に出会ったのです。 蘇った命を、縁ある人のために尽くし、相手の喜びを自分の喜びとする人生を送り続けたいと本気で思うようになったのは、39歳の時です。この時、独立をして起業したのです。

 

リバイブという言葉は、正に私の人生そのものであり、多くの縁ある人を幸せにしたいという願いは私の信条であります。 過去を全て受け入れることで、客観的に自分自信の生き方が鮮明に移ります。 客観的な自分の捉え方は、子供のころから商人でたったこと、病気を通して感謝する心を養ったこと、常に相手の喜びを自分の喜びと深化させる心を養った事、倒産から学んだ多くの経験を生かし、縁する人を幸せにしたいと心から思えるようになったことです。

 

こうして誕生したリバイブは、これからも縁する人を幸せにする研究に取り組み続けたいと心に誓ったのです。そして、私の夢は、相手の夢(仕事と生活)を実現し喜んで頂く事を生涯やり続けていくことです。人の問題、悩みを解決し描いた夢を実現することで本物の笑顔に出会えます。

感動した涙は、深く生きている喜びを体験します。 「企業はひとなり」と言われますが、人の研究としてマネジメントを研究し続けます。 そして、「リバイブ・マネジメント」の第一人者として多くの方に喜んで頂ける人生を送ります。

 

リバイブとは、回復・エネルギー・モチベーション・蘇る・希望を意味します。 リバイブとは、私の生き方なのです。 この本は、リバイブ・マネジメントの誕生として記念する処女作品となります。 第一作目の作品として、リバイブ・マネジメントの入り口を理解して頂き、既に成果を上げた事例を知って頂くことで、一人でも多くリバイブが実現することを祈っています。

 

人の命は尊いものです。たった一度の人生です。自分が生きている価値の足跡を残しませんか。今からでも遅くはありません。一緒にリバイブさせましょう。

自分を生んでくれた両親に感謝をして・・・・。               鎌田真司