7月7日は「川の日」 IN大阪「平成OSAKA天の川伝説」

このプロジェクトは2009年から大阪ビジネ ス街を流れる大川の天満橋かいわいで始まり今年は2回目を迎える。

このプロジェクトの目的は川面そのものを活用して大阪の夏の新しい観光資源とする とともに、人・まち・地域の元気とやさしさアップをめざしたイベントとなっている。

 

市域の約10%を占める大阪に は水の祭典「天神祭」があり、地元・天満は“天(星)満る地”が由来で、天神祭はその昔七夕の日を始まりとしており、今日、天満宮では七夕の故事を今に伝 える「星愛七夕まつり」が行われています。この歴史文化的背景から、川そのものを光で埋める「天の川」へと発想がつながっているようです。

 

2年目を迎えた今年はイベントの内容にも進化を見せていま す。

 

・願いごとを記入し川に放流する「天の川短冊」の用紙は、 葦を主原料とした「レイクパピルス」を使用しています。「レイクパピルス」をどんどん使うことによって琵琶湖の葦(ヨシ)の利用を促進し、水質浄化の一助 にします。「天の川短冊」(葦パルプ20%含有紙)1枚で約54リット ルの琵琶湖の水が浄化されます。


・大阪市では、6月21日 (月)と7月7日(水)の2日間、御堂筋沿道や中之島地域等の事業所に 対してビルや広告塔等のライトアップ施設の消灯を呼び掛けており、7月7日には、「平成OSAKA天 の川伝説」との連携イベント「おおさかライトダウン」が開催されます。

 

このプ ロジェクトには、地域の活性・環境への関心・歴史や文化の伝達・心が通うコミュニ ケーションの場の提供など、多くの情報発信と個々への様々な気づきの提案が盛り込まれたイベントのようだ。

 

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