他人事と思っていた事が、自分の事になった瞬間、人は本気で動き出す事実。
人の意識と行動心理は、面白いものです。集団心理は、責任を分散する。よって大勢で何かの取組みをする時、先ず思考するのは、「誰かやってくれるだろう」という意識が働く。
よって、プロジェクトの中でも情熱を持って行動する人とそうでない人の存在がある。
また、ある一定の期間がある場合、なかなか行動に移せない人もいる。これも同じ行動心理と同質の意識の捉え方です。
さて、このような状況がしばらく続いていると上司は、やる気がない部下と判断されがちである。しかし、若干異なります。それは、やる気に火がつく距離が違うのです。
自社の全社員を信じることをお勧め致します。
やる気の距離が少しだけ異なるだけなのです。その証拠に、他人事と思っていたことが、自分に関わることになったり、自分が得意とする内容であったり、一度やってみたかったなど自分の意識・潜在意識に眠っていた自分の善き意識に反応が出てくると、行動につなんがります。
顕在意識で物事を判断することだけを優先してきた人事・教育の内容は、深く人のよい処を輝かせるほど先ずは「相手を知る」ことが大切です。相手の本質のよいところの発見が重要です。
人の気づきは、個々によって価値観がことなるように若干、早くなったり、遅くなったりと少しの気付きの距離がことなります。
それだけです。
他人事と思っていた取組みが、自分事になった瞬間、潜在能力が輝き始めます。
そして、本人も気づかないほど真剣に前向きに取り組んでいる姿があります。
それを客観的に捉え、楽観的に現実を見ると様々な発見があるようです。
アクティベーター(社内の活性人)は、同時にその発見に気づきアイコンタクトを交わす。
その瞬間は、恐るべし感動の瞬間ですね。
人を信じる、社員を知る、一人ひとりの隠れた才能・能力を輝かせる。
そんなアクティベーターの役割は、企業に大切な役割を果たす素晴らしい会社の財産です。
人の行動心理・・・。社内教育に、売場に活かしていきたいものです。