あの「ウォルマート」が客数減少。激化する新たな競合店の秘策とその対応に潜む実態。

アメリカ知人サイトより情報を共有しております。

今年の2月から7月までで、ウォルマートの既存店の客数が2.6%減少しているとの社内メモがリークされている。昨年度に比べて8,280万人客数が減少しているそうである。

 

同社は、プロジェクト・インパクトの一環で削減された商品を8,500ア イテムほど戻し、価格もEDLPで徹底することで、客足を戻そうとしているが、その効果が表れていないようである。最近行われた二度の買い物客調査では、 同社の中心顧客となる低所得者は、他の小売業で買い物をしている事が多いとの結果がでている。

一方、スーパーマーケット大手のクローガー、ダラー・チェー ンのダラー・ジェネラル、ディスカウント・ストアのターゲットなどは客数の増加をリポートしている。調査会社のショッパートラックも、2月から6月の間のウォルマートの客数は、2.5%減少しているとリポートしている。

 

買い物客の調査で、ウォルマートに行かない理由は、同社が最低価格を提供していないというものがまだ多い。ウォルマートは、816日に第2四半期の業績を発表予定だが、第1四半期時の予測では、既存店売上が-1%から+1%の間となっていた。

 

しかし、一部の投資家は-2%になるだろうとと予測している。ブルームバーグ