ウォルマート小切手換金サービスを拡張、オンライン販売政策は吉と出るか
2011/08/11(木)
アメリカ知人サイト情報共有。
ウォルマートは、顧客の為に小切手の換金サービスを拡張すると8月8日発表した。
これまでも、給与、政府発行、税金還付の小切手の換金サービスを提供していたが、今後商品購入などで貰えるリベート、学生ローン、401K(企業年 金)、退職金、ローン、IRA(個人退職口座)、年金、経費還付、保険金、マネーグラム・マネーオーダーなどの小切手の換金も行う。
加えて、給与が振り込 まれるカードや政府から支給される給付などに関して、これまで10ドルか20ドル単位でしか換金出来なかったが、今後は最後の1セントまで換金出来る様にする。
これら小切手の換金には、1000ドルまで3ドル、5,000ドルまでは6ドルのサービス・チャージがかかる。その他、身分証明用の書類も拡大し、小切手換金用の専用エクスプレス・レーンを650カ所以上の店舗で、金曜日の夕方、月初めと15日になどに導入する。
同社の中心顧客に対するサービス拡大で、1ドルでも多くウォルマートで購入してもらおうという事だと思うが、売価の引き下げの方が効果が高いと思われる。
尤も、利益を落とす値引きは、現経営陣にとって最後の手段だろうし、経営陣の交代を意味するかもしれない。