繁盛店には、経営者の決して揺るがない熱い信念があり、技術をアップさせる。
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ハリウッドにある繁盛レストランであるウマミ・バーガーが、旗艦店をザ・グローブに今秋開店する。広さ3,000平方フィートの店舗は、屋内とパティオを合わせて175席のレストランとなる。
このハンバーガー・レストランは、日本語の旨みの名前をトレードマークとして登録しており、フュージョンなハンバーガーを提供している。
2009年にハリウッド地区、南ラブレア通りに開店後、現在5カ所のレストランを運営しており、1日に約5,000個のバーガーを販売している。
創業者のアダム・フライシュマン氏は、メリーランド大学卒業後、ジャーナリスとして活動後、2000年にロサンゼルスへ移住、ワインの小売のビジネスに携わり、投資家の援助を得てボトルロック･ワイン･バーをカルバー･シティーに開店した。
その権利を売却した資金4万ドルで、ウマミ・バーガーを開店している。レストランは成功し、2年後には200万ドルの年間売上をあげるほどになった。2011年の夏には、イラン系のサム・ナザリアンが運営するＳＢＥホスピタリティー･グループと彼の兄弟であるデービッドの投資会社が、50−50のパートナーとなって投資を行い、今後積極展開を行う予定である。
ウマミ・バーガーに加えて、デリであるウマミカテッサン、エコ・フレンドリーなファースト･フードのユーコなどで、今後3年間で35カ所の新店が、サンフランシスコ、アナハイム、ニューヨーク、マイアミ、テキサス、ラスベガスなどの地域で開店される予定である。これらの地域にはＳＢＥが経営するホテルやレストランも展開される。グローブの旗艦店は、南カリフォルニアで初めてのLEED認証レストランとなる。
独特の味のバーガーは、日本のマーケットで販売されている100種 類以上の調味料を研究し、使うケチャップまで自家製で毎日造られている。昆布、パルメザン・チーズ、椎茸などを使ったソースは、独特の旨みを持っている が、彼自身は過去にバーガー調理の経験は無く、日本に行った事もないそうである。
今後開店されるレストランは、それぞれ違ったテーマで、メニューも場所毎 に調整されユニークなものにするとフライシュマン氏は述べている。投資家のナザリアン氏は、ウマミ・バーガーはその味だけではなく、店舗には西海岸の文化 そのものがあると評価している。2010年12月には、GQマガジンで、今年のバーガーに選ばれている。
個性的で独創的な商品開発とそれにかける情熱が地域住民に大ヒット。
想いを成し遂げる情熱と揺るがない経営哲学、信念が経営者には必要である。
経営者の器と思考が、全スタッフに届き、お客様に届く。
「異業種から学ぶ」ことは、自分磨きのスキルをアップさせる。