「ウォルマート」と「サムズクラブ」でインフルエンザの予防接種。

ウォルマートとサムズ・クラブは、全米4,100カ所ほどの店舗にある、モーリン・イミュナイゼーション・クリニックで、インフルエンザの予防接種を行うと発表した。

 

国のメディケア・パートDや民間の健康保険も適用になり、接種に掛かる費用は25ドルとなる。患者は保険の自己負担額か25ドルの、少ない方の額を支払う事になる。

モーリンは全米で最大の、予防接種用の季節クリニックのチェーンである。PRニュースワイアインフルエンザの予防接種は、ドラッグ・ストア・チェーンが中心となって行っており、ウォルグリーンズは26,000人以上の接種資格を持つ薬剤師を揃えており$31.99 で提供している。

 

また同社のプリスクリプション・セービングス・クラブの会員に入っていると$29.99となる。勿論国のメディケア・パートDや民間の健康保険の対象となる。

CVSは2万人の接種資格を持つ薬剤師を揃えており、$29.99で提供している。

もし、患者の保健が適用されない場合は、$5のCVSのギフトカードが貰えるのでウォルマートやサムズよりすこし安い事になる。

ウォルマートは、他社の運営で低価格に限界があるのだろうが、ウォルマートUSAのCEOであるビル・サイモン氏は、1ヶ月4ドルのジェネリック調剤販売を始めて成功させた功労者でもあり、客数の成長鈍化を経験しているウォルマートにしては、低価格の魅力がない。

 

同社の中心顧客には健康保険を持たないか、適用範囲が不足している消費者は多いと思われ、来店動機を増やすにはもっと思い切った価格($19.99くらい)を打ち出しても良いと思う。最近のウォルマートの価格戦略はいまひとつ切れ味が鈍い気がする。

アメリカ知人のサイト情報共有。